京都で彫金、パリでジュエリーに目覚め、今オリジナルジュエリーを開始
京都Kyoto / パリParis
KYOTOーわたしの京都
言わずもがな、日本人も日本を求めて旅する街、古いものが日常に当たり前にあるところ。ここ京都の6代続く彫金家の工房で働く。伝統的な技法を使って、金属に文様を施すのが彫金。私の彫金した品は、茶道具の蓋置き、建水や、刀の鍔、軸先、装身具等々。日本の彫金表現に魅了されて伝統産業の世界へ飛び込んだ。技術を学びつつ、先人の手掛けた数々の彫金作品 により美意識を養われる。京都の感性を意識する。
PARISーわたしのパリ
言わずもがな、世界中を魅了する社交の街、華やかさと抱き合せジュエリーという骨太伝統産業の生きるところ。ここパリのCartier、他のハイジュエリーアトリエで働き、ジュエリー金具の加工及び、 宝石彫刻を行う。私の彫刻した宝石は、オパールローズ、オパールドフ、ルチルクワ ーツ、アクアマリン等々。フランス人と働き、フランス語をシャワーのように浴び(最初は、チンプンカンプンだったが、今でもだけど)パリのエスプリに触れる。ヨーロピアンジュエリーの金具の美しさに痺れる。ジュエリーを再発見する。
京都とパリをつなぐーオリジナルジュエリー
日本の伝統的彫金技術を使いながら、現代的な感覚で創る和装身具のデザイン製作販売を行う。花の蕾にインスピレーションを受けてコレクションを開始し、その名をツホミ堂と命名する。帯留めや、 かんざし、指輪、香呂等を扱う。 着物に似合うジュエリーを制作し、日仏のエスプリが息ずく新しいスタイルのジュエリーを提案する。日本の彫金表現を生かしつつ、伝統的ヨーロピアンファンジュエリーの品質の高さを実現し、京都とパリを繋げている。